【金工師】明治金工界 巨匠 加納夏雄「菊」純銀 公式 菊帯締 加納秋雄極箱 希少品 / 宮内省 明治天皇の御刀金具彫刻 御用達 / 海外人気/ 0716a

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【金工師】明治金工界 巨匠 加納夏雄「菊」純銀 菊帯締 加納秋雄極箱 希少品 / 宮内省 明治天皇の御刀金具彫刻 御用達 / 海外人気/ 0716a

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加納夏雄

幕末明治期の彫金家。明治金工界の巨匠。米穀商伏見屋治助の子として京都柳馬場御池通りで生まれた。幼名は治三郎といい,天保5(1834)年7歳のときに刀剣商加納治助の養子となり,はじめ奥村庄八に彫金技術の手ほどきを受け,11年大月派の金工師池田孝寿門下となり寿朗と改名した。弘化3(1846)年19歳で独立して京都で開業,夏雄を名乗った。このころ,絵を円山派の中島来章に,漢学を谷森種松に学び,後年の制作活動の基になった。安政1(1854)年27歳のときに江戸に移り,明治の初めまで刀装具の制作に当たった。明治2(1869)年には宮内省より明治天皇の御刀金具の彫刻を命ぜられ,また4年の新政府の新貨条例に伴って10年まで大阪造幣寮に出仕し,新貨幣の原型製作に従事した。9年の廃刀令により刀装具制作を断念し,東京に戻ってからは,花瓶,置物,煙草盆などの生活用具を制作した。14年第2回内国勧業博覧会の審査官となり,27年には東京美術学校(東京芸大)教授,第1回帝室技芸員になった。下絵にすぐれ,作風は写生に徹した生動感にあふれる人物,花鳥表現に独自の境地を示した。代表作に内国勧業博覧会で妙技1等賞を受賞した「鯉魚図額」(東京国立博物館蔵)や「百鶴図花瓶」(宮内庁蔵)がある。墓は東京都台東区谷中墓地にある。







寸 法:胴囲 70-88㎝ 径 約 2.5㎝


純銀 正絹の上手紐 加納秋雄極箱



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