#しっぽのお人形 人形の引き出しから出てきたシリーズです。 夏の着物は、人様なら絽や麻となりますが、汗をかかない市松さんには、こんな白いお振袖もよろしいのではないでしょうか？ 帯も涼しげな黒系を合わせてみました。 和裁をなさる方が、よい生地に出会った時にだけ市松さんの着物をお仕立てになる、そういう一点ものです。 先ほど出品したお着物と同じく、縫いの手がとてもきれいです。 この美しい縫目を楽しみたいので、しつけ糸もそのままにしてあります。 表地は古布縮緬(正絹)、昭和中期あたりのものだと思います。花柄が金で縁取りされていたり、花びらに金砂が施されていたりする豪華な生地です。 袷の比翼付きで、胴裏は白羽二重、八掛けはピンク系のぼかし(正絹)、重ねは八掛けよりやや薄いピンク(正絹)です。 とても丁寧なお仕立てで、重ねの裾がたっぷりと長くついていて、重ねられたお袖も本仕立て(写真7)になっています。 さんざん帯に悩んだ末、着物生地と時代を同じくする昭和中期の縮緬を合わせてみました。花の雰囲気も似ていますし、着物の中にも同じ色があるので、きれいに調和していると思います。 帯 8cm×138cm もっと華やかになさりたい時は、赤の帯締めと帯揚げを加えてくださいませ。 江戸縮緬のはぎれをお付けします。半切して襟の内側に重ねると可愛さアップしますよ。 52cmくらいの市松人形さんサイズです(着用例をご参照くださいませ)。 人形の着物としては未着用ですが、古布を使用していますことをご理解くださる方に。 出品にあたってアイロンをかけておきました。 #市松人形 市松人形 日本人形 アンティーク着物 人形の着物 振り袖 振袖 大振袖 カラー···ホワイト 種類···その他 モチーフ···人物・人形